大会概要

2022年度大会について

2022年度の第68回大会については、2022年7月16日(土),17日(日)にオンラインで開催いたします。参加希望の方はこちらからお申し込み下さい。
大会プログラムはこちらからダウンロードできます。
※申し込みに関するトラブルについては、「お問い合わせ」メニューより事務局にご連絡ください。
※上記リンクから参加申し込みフォームにアクセスできない場合には、下記QRコードを読み込んで申し込みフォームにアクセスしてください。

第68回東北社会学会大会はオンライン開催となります。ウェブ会議システム(Zoom を使用予定)による動画と音声を用いた双方向通信で行われ、自由報告および「企画部会」での報告を行う際には、画面共有等によってスライド等の報告資料を提示することが求められます。勤務先やご自宅からオンラインで報告してもらうため、通信環境等の準備は報告者各自でお願いいたします。また、本大会では抄録集の印刷は行いません。報告者および大会参加申込者には、 後日、zoom情報および「報告要旨集」PDF ファイルの置かれたドライブの URL をお送りします。

課題報告

課題報告は、大会 1 日目(2022年7月16日)の午後に開催予定です。下記の内容で準備を進めています。

【テーマ】
東北社会学会発・食と農の社会学を構想する

【趣旨】
今大会の課題報告は「食と農の社会学」を構想することをテーマとします。東日本大震災やコロナ禍、昨今のウクライナ情勢、SDGsの推進などを背景に、生産から流通、加工、消費という一連の日本のフードシステムは、食料の国内自給や循環型社会への転換などの点で大きな曲がり角にあると指摘されています。この他にも、有機農業の展開や産消提携運動、トレーサビリティ、菜食主義にみられる動物福祉のあらわれといった、食と農をめぐる動向は、いかに「何を食べるかは政治・社会的である」かを示してきました。これらのフードシステムを理解し把握するためには、従来の農村社会学や環境社会学のみならず、さまざまな学問領域の研究蓄積を結集させる必要があるのではないでしょうか。加えて、従来の社会学的研究は、農学をはじめとする自然科学領域に「遠慮」して、社会学的視角の強み——食と農への意味づけ、関係性の重視、調査対象者の立場の尊重——を十分に打ち出せていなかったのではないでしょうか。そこで今回の課題報告では、食と農に関してさまざまな社会学領域から切り込んでいらっしゃる方々をお招きし、食と農の社会学の可能性を探ることを企図しました。
登壇者は次の方々です。まず、谷口吉光氏には、2021年に農林水産省が提起した「みどりの食料システム戦略」(https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/ )を切り口に、食と農の社会学の観点の必要性について問題提起いただきます。藤岡真之会員から は消費文化の観点から、首都圏での大規模調査データを元に、産業化された食物に対する安全性やリスクに対する意識の変容/非変容の様相を明らかにし、近年の消費者の動向を描出いただきます。山田佳奈会員からは、食の格差や「持続可能な食システム」など、特に 近年、国内外で問われてきた諸課題および食と農の捉え方を整理しながら、理論的な枠組みをご提示いただきます。コメンテーターの藤本穣彦会員には、食と農に関する地域資源の変容からどのような地域社会が構想できるのか、ご自身が経験した地域づくりの事例を踏まえつつ、三報告に対してコメントをいただきます。
当日は、食と農の社会学がいかに学際的で間口の広い議論を喚起するチャレンジングな学問領域であるかを会員・参加者のみなさまと共有できると思います。リモート参加の制約はありますが、会員・参加者のみなさまの積極的な参加を賜りつつ、議論を盛り上げていければと願っています。ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

【登壇者(登壇順)】
谷口 吉光氏(秋田県立大学:非会員)
藤岡 真之会員(弘前学院大学)
山田 佳奈会員(岩手県立大学)
【コメンテーター】
藤本 穣彦会員(明治大学)
【司会】
本郷 正武会員(桃山学院大学)

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