研究例会

次回の研究例会について

2023年度第1回研究例会を次のとおり開催いたします。
年度末のお忙しい時期かと存じますが、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

■ 日時:3月29日(金)13:30~16:00
■ 会場:東北大学川内南キャンパス文学部棟2階 大会議室(対面開催)
■ テーマ:森林保全の社会学
■ 報告:「過少利用の森林はいかに保全されうるか― 共同管理の論理と諸実践」高橋知花(東北大学)
本報告では、中山間地域において実践される都市住民や地域住民による森林保全活動を事例に、過少利用の森林における共同管理がいかにして成立しうるかを検討する。
資源需要の低下や過疎高齢化などを背景に、人為が失われることによって引き起こされる自然資源の過少利用の改善には、新たな担い手や仕組みづくりが求められている。本報告が対象とする森林資源については、都市住民や地域住民による保全活動が広く展開されており、「コモンズ再生」として期待が寄せられている。その一方で、保全活動の現場では、土地所有権や土地利用規範、共同のきっかけの欠如など、共同管理をめぐる様々な困難や衝突が確認される。このなかでの共同管理とは、活動者や地域社会のどのような論理のもとで成立しうるのだろうか。
中山間地域における森林保全活動のフィールドワークから、都市住民や地域住民によって再構築されようとするコモンズを考察する。
■ コメント:岡田航(尚絅学院大学、非会員) 

過去の研究例会について

2022年度第1回研究例会

日 時:2022年11月19日(土)13:30~15:30

報 告:

(1)金叙娟(キムソヨン)会員(東北大学大学院文学研究科博士課程前期)

  「干拓地太陽光の立地における住民の経験と問題構造ー韓国沙内干拓地の住民の生活変容からー」

(2)長山拓磨会員(東北大学大学院文学研究科博士課程前期)

  「ジャック・デリダの相続――生き延びと責任のモティーフ」

2019年度第2回研究例会

報告者:柳原恵(日本学術振興会特別研究員-PD(立教大学))
報告題目:「東北・〈おなご〉という視座から見えるもの―現代日本フェミニズム史の再考―」
日 時:2020年1月11日(土)15:00~17:00
会 場:東北大学川内南キャンパス・文学部棟2階大会議室
司 会:妙木忍会員

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