2026年度第1回研究例会
日 時:2026年9月26日(土)13:30~16:00場 所:東北大学川内南キャンパス 文学研究科棟2階 大会議室報 告:「『生活経験としてのケア』の社会学―戸惑いと社会組織の意味生成」 齋藤雅哉会員(東北文化学園大学)
【要旨】これまで障害児家族によるケアは、「母親役割」「障害受容」「家族負担」と関連づけられ、しばしば、母親たちのケア経験を既存の規範や役割に回収し、負担や倫理として論じられてきた。このとき、当事者家族が日々の生活のなかで経験する生活実践の生成過程自体を明確に位置づけてきたわけではない。そこで本報告では、2025年に刊行した拙著『戸惑いと生活を回す――ダウン症児の母親たちの「生活経験としてのケア」』(生活書院)で提示した概念を基盤に、ケアを「寄与」や「献身」としてではなく、生活を持続させる実践的プロセスを捉える視座として「生活経験としてのケア」を置く。その上で、人口減少などにともない「地域での暮らし方」が問われるなかで、「障害児者家族が地域で生きることのリアリティ」を理想と現実を往還する生活実践の生成過程に着目しながら再検討する。これにより、家族ケアをめぐる議論を生活の動態から捉え直し、地域生活支援の制度的・社会的基盤を再考するための論点を提示したい。
コメント:田代志門会員(東北大学)
2024年度第2回研究例会
日 時:2025年3月24日(月)13:30~16:00場 所:東北大学川内南キャンパス 文学研究科棟2階 大会議室テーマ:複合差別の地域社会論報 告:「〈東北〉―構造的暴力の交差性と淵源―」 山内明美会員(宮城教育大学)コメント:猪瀬浩平氏(明治学院大学、非会員)
2024年度第1回研究例会
日 時 : 2025年2月1日(土)13:30〜16:00場 所 : 東北大学川内南キャンパス文学部棟2階 大会議室、およびオンラインテーマ : 食と健康の社会学報 告 :「よく食べることについての人類学的考察:米国での調査を通して考える」碇陽子氏(明治大学、非会員)コメント :藤本穣彦会員(明治大学)、中川恵会員(山形県立米沢女子短期大学)
2023年度第1回研究例会
日 時 : 2024年 3月 29日(金)13:30 ~ 16:00場 所 : 東北大学川内南キャンパス文学部棟2階 大会議室(対面開催)テーマ : 森林保全の社会学報 告 :「過少利用の森林はいかに保全されうるか― 共同管理の論理と諸実践」高橋知花(東北大学)コメント : 岡田航(尚絅学院大学、非会員)
2022年度第1回研究例会
日 時:2022年11月19日(土)13:30~15:30報 告:(1)金叙娟(キムソヨン)会員(東北大学大学院文学研究科博士課程前期)「干拓地太陽光の立地における住民の経験と問題構造ー韓国沙内干拓地の住民の生活変容からー」
(2)長山拓磨会員(東北大学大学院文学研究科博士課程前期)「ジャック・デリダの相続――生き延びと責任のモティーフ」
2019年度第2回研究例会報告者:柳原恵(日本学術振興会特別研究員-PD(立教大学))報告題目:「東北・〈おなご〉という視座から見えるもの―現代日本フェミニズム史の再考―」日 時:2020年1月11日(土)15:00~17:00会 場:東北大学川内南キャンパス・文学部棟2階大会議室司 会:妙木忍会員